東方神起 チャンミン、初のミュージカル挑戦に意欲「人間として成長するきっかけになっている」

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写真=「THEATRE plus」
ミュージカル俳優に挑戦する東方神起のチャンミンのグラビアが公開された。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」の制作会社EMKミュージカルカンパニー(以下、EMK)は最近、チャンミンが参加した公演文化マガジン「THEATRE plus」4月号の写真とインタビューを公開した。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」は、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の原作としても有名なF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原案とし、EMKが2024年に新たに披露する創作ミュージカルだ。すでに小説と映画を通じてその作品性が認められており、2021年にCJ文化財団の「STAGE UP」最終支援作品に選ばれたミュージカル「ベンジャミン・バトン」が、EMKの手によって華やかに再誕生することが期待されている。

作中でチャンミンは、タイトルロールで、老人の姿で生まれて次第に若返る男、ママが教えてくれた人生のスイートスポットがジャズクラブの歌姫ブルー・ル・モニエだと確信し、彼女との愛を追いかけて生涯を捧げるベンジャミン・バトン役を務めた。2003年に東方神起のメンバーとしてデビューし、歌手や俳優として活動してきたチャンミンは、「ベンジャミン・バトン」を通じてミュージカル俳優としてデビューすることになり、話題を集めている。

公開されたグラビアで彼は、叙情的な雰囲気で視線を集めた。おぼろげで深い眼差しが、彼が持つストーリーを表現する中、窓から差し込む日差しの間に見える表情とジェスチャーが彼の内面への好奇心を刺激する。物思いにふけっているようで、人生を超越したような深い眼差しが、まるでベンジャミン・バトンの特別な人生を圧縮したような哀愁漂う雰囲気を醸し出し、見る人の感性を刺激している。

今回のミュージカル「ベンジャミン・バトン」が時の流れと時間を逆行するベンジャミン・バトンの特別な人生を“パペット”で演出するだけに、今回のグラビアにもチャンミンと共にパペットが登場して目を引く。パペットに手を差し伸べるチャンミンは、作中のベンジャミン・バトンが自分の一生に直面したような表情でパペットをじっと見つめており、劇中の人物に完全にハマった彼の没入度を感じさせる。

グラビアと共に公開されたインタビューでは、「難しい作品だけど挑戦してみたかった。最近は、ストレスを受けても、もっと熾烈な場所に自分を投げるべきだと思っている。今までとは全然違う領域なので、すごく不安で怖くもある。すごく複雑な感情がある」としながらも、「片方では、これまでの人生を換気する時間でもある。20年という長い間活動してきて慣れてきたものがあるが、ミュージカルを練習しながら新しい感情を感じている。歌手としても、人間としても成長するきっかけになっている」と告白した。

作品で一緒に登場するパペットについて「今まで僕は、自分の体で表現することをたくさんしてきた。それ以外の方法で人物の感情を表現しなければならないので、どうすればインパクトを与えることができるか悩んでいる」とし、「本当にすごく勉強になると毎回感じている。この現場にいることが本当にありがたいと思う今日この頃だ」と付け加えた。

続けて「ミュージカルは僕にとって全く新しい刺激だ。俳優として舞台に立つ僕は、新米社会人のような立場なので、足りない部分が見えるかもしれない。残念に感じる部分がないように最善を尽くしており、僕の努力と汗が観客の皆さんに届くように努力している。あまりにも多くのことが急変している今の時代に、何を見て生きていくべきか悩んでいる方がいるなら、『ベンジャミン・バトン』がヒントになったら嬉しい。人生をもっと愛するようになる、温かい時間を届けたい」と語った。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」は韓国で5月11日に開幕し、6月30日までソウル・世宗(セジョン)Mシアターで上演される。

記者 : パク・スイン