EXO セフン、新ドラマ「私たちが愛していたすべて」でチョ・ジュニョン&チャン・ヨビンと共演“どこに行っても末っ子だったのに…”(総合)

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写真=TVING
“細胞記憶ハイティーンロマンス”「私たちが愛していたすべて」がやってくる。

5月3日午前、TVINGオリジナルシリーズ「私たちが愛していたすべて」(脚本:カン・ユン、演出:キム・ジンソン)の制作発表会がオンラインで開かれた。この日の制作発表会には、キム・ジンソンプロデューサーをはじめ、EXOのセフン、チョ・ジュニョン、チャン・ヨビンが出席し、作品について話した。

「私たちが愛していたすべて」は、腎臓移植を受けた後、お互いに似ていく18歳の親友コ・ユとコ・ジュニが、転校生のハン・ソヨンに同時に恋をして繰り広げられる“細胞記憶ハイティーンロマンス”だ。

恋愛ドラマとしては珍しい“セルラーメモリー症候群(ドナーの性格や習慣、記憶が受給者に転移する現象)”というユニークな題材を取り入れている。コ・ユとコ・ジュニが臓器移植後に経験するミステリアスな現象と、それによってバタフライ効果のように繰り広げられる三角関係ロマンスは、“細胞記憶ハイティーンロマンス”のジャンル的な面白さを披露する予定だ。

2006年を舞台にする「私たちが愛したすべて」は、レトロ風のファッションで世代共感のノスタルジーを刺激する。色とりどりのファッションと様々な小道具を登場させ、当時の思い出を呼び起こす。

この日、キム・ジンソンプロデューサーは「3人の俳優とキャラクターが、いずれもぴったりだった。この方々がいたからこそドラマが動くことができたと思う」とし、セフン、チョ・ジュニョン、チャン・ヨビンのキャスティングに満足感を示した。

続いてキムプロデューサーは「セフンは、007作戦を彷彿とさせるほど、キャスティングにとても力を注いだ。特にセフンは、かっこよくカリスマ性溢れるイメージだけだったけれど、初対面でコ・ユのキャラクターのように明るくかわいい姿が見えて良かった」と付け加えた。

その上で、「私がいつも周りの人々に話していることだが、神の一手だった。セフンがコ・ユでよかったと思っている」と語った。

セフンは、ハラ高校2年生のコ・ユ役を務めた。コ・ユは医者である両親の代わりにベビーシッターの手で育てられた。そのため幼い頃から退屈な暮らしで寂しがり屋だった。1人ぼっちだったコ・ユが、ジュニの家に出入りするようになり、ジュニと親しくなって、彼の祖母からも愛されるようになる。

セフンは「どこに行っても末っ子だったのに、いつの間にかこうなってしまった。僕より若い人々と初めて仕事をした。最初は負担があったのが事実だ。そのため『この俳優たちとどうやって仲良くなればいいか』が最初の課題だった」と話した。

続いて「ずっと頻繁に会った。食事もして連絡先も交わして、メッセージのやり取りもたくさんして、そうやってすぐに親しくなった。だから撮影の時も楽にできたと思う」と打ち明けた。そしてセフンは「チョ・ジュニョン、チャン・ヨビンとの呼吸は100点だった」と話し、期待を高めた。

コ・ジュニ役のチョ・ジュニョンは「同じ事務所の先輩であるセフンさんと一度も会ったことがなく、縁がなかった」とし、「今回『私たちが愛していたすべて』という作品を通じて、ありがたいことに共演することができた」と話した。

続いて「セフンさんは有名なスターの先輩だから尊敬していた。兄さんのほうから声をかけてくれて、気を配ってくれて親しくなれたし、リラックスした状態で撮影に入ることができた。感謝を言いたい」と気持ちを表した。

チャン・ヨビンは、ハン・ソヨン役を演じる。彼女は「キャスティングのニュースにとても驚いたし、夢のようだった。現実なの? と思った。朝起きたら夢じゃないかと思った。ありがたかったし、言葉では言い表せないほど幸せだった」と明かした。

セフンは「私たちが愛していたすべて」に出演を決定したきっかけについて「シナリオを読んだ時、とても面白かった。コ・ユというキャラクターをよく見てみると、様々な一面を持つ魅力的な人物だった。演技ではあるけれどコ・ユを通して『僕も魅力的な人間になってみよう』と思った。コ・ユに惹かれた」と告白した。

「高校時代を思い出させる物があるか?」という質問に、チャン・ヨビンは「有線イヤホン」と答えた。彼女は「私が高校3年の時、ワイヤレスイヤホンが流行し始めた。それからはワイヤレスイヤホンを使うのが当たり前になった。たまに充電ができていない時に有線イヤホンを使うことがあるけれど、18歳のノスタルジーを感じる」と説明した。

「私たちが愛していたすべて」は5日午後4時に第1、2話が初公開される。

記者 : チャン・ダヒ