「イカゲーム」「D.P」から続々受賞!「第20回ディレクターズ・カット・アワード」韓国映画監督が選んだ最高の俳優&作品は(総合)

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映画「玆山魚譜」のイ・ジュンイク監督が「ディレクターズ・カット・アワード」で今年の監督賞を受賞した。そして、K-コンテンツシンドロームを巻き起こした「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督は今年の監督賞と脚本賞を同時に受賞する快挙を成し遂げた。

昨日(24日)午後に開かれた「第20回ディレクターズ・カット・アワード」で、イ・ジュンイク監督が映画「玆山魚譜」で今年の監督賞を受賞した。続けて、イ・ビョンホンが映画「KCIA 南山の部長たち」(監督:ウ・ミノ)で今年の俳優賞、チョン・ジョンソが映画「ザ・コール」(監督:イ・チュンヒョン)で今年の女優賞を受賞した。またク・ギョファンが映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」(監督:ヨン・サンホ)で今年の新人俳優賞、カン・マルグムは「チャンシルは福も多い」(監督:キム・チョヒ)で今年の新人女優賞を手に入れた。

今年の脚本賞は映画「玆山魚譜」の脚本家キム・セギョム、今年のビジョン賞は映画「チャンシルは福も多い」のキム・チョヒ監督と、映画「姉弟の夏の夜」のユン・ダンビ監督が獲得した。今年の新人監督賞は映画「音もなく」のホン・ウィジョン監督、特別な友人賞は映画「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワン監督が受賞した。今年の国際映画監督賞は映画「デューン 砂の惑星」を演出したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、功労賞はイ・ヒョンスン監督が受賞した。

今年の俳優賞を受賞したイ・ビョンホンは、映像を通じて「賞をもらうのは嬉しいことですが、特に『ディレクターズ・カット・アワード』は意味深いです。監督の皆さんが下さる賞なので、どの賞よりも特別で意味があると思います」という感想を伝えた。そして「長い間、パンデミックで憂鬱な時間を過ごしましたが、この賞を頂いたことは力になり、喜びを与えてくれます」と心境を語った。

今年の女優賞を受賞したチョン・ジョンソは、恋人のイ・チュンヒョン監督に愛情を伝え、目を引いた。彼女は「『ザ・コール』を撮影しながら、どうすればキャラクターが魅力的に見えるだろうかと悩みました。多くの方が魅力的に見てくださって、勇気を貰えました。そのような作品に出会う機会をくださったイ・チュンヒョン監督に感謝しています」と感謝の気持ちを表現した。二人はこの作品を通じて縁を結び、恋人関係にまで発展した。

シリーズ部門の今年の監督賞と脚本賞は、Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督が受賞した。今年の俳優賞はNetflixオリジナルシリーズ「D.P.」のク・ギョファンが、今年の女優賞は「イカゲーム」のチョン・ホヨンが受賞した。今年の新人俳優賞は「D.P.」のチョ・ヒョンチョル、今年の新人女優賞はNetflixオリジナルシリーズ「地獄が呼んでいる」のキム・シンロクが受賞した。

「イカゲーム」だけで2冠王となったファン・ドンヒョク監督は、「アメリカ俳優組合賞に参加するために明日出国しなければならず、荷物をまとめていました」とし、「初めてシリーズ物の作品を書きましたが、映画の4倍の長さなのでとても長く、大変でした。『やめようかな?』と思い、苦しかった瞬間がこの賞ですべて報われたようで嬉しいです」という感想を明かした。

「ディレクターズ・カット・アワード」はDGK(韓国映画監督組合)で主催する映画賞だ。

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・「第19回 ディレクターズ・カット・アワード」韓国映画監督が選んだ最高の俳優&作品は?(総合)

【「第20回ディレクターズ・カット・アワード」受賞作・受賞者一覧】

〈映画部門〉
◆今年の監督賞:イ・ジュンイク監督(「玆山魚譜」)

◆今年の俳優賞:イ・ビョンホン(「KCIA 南山の部長たち」)

◆今年の女優賞:チョン・ジョンソ(「ザ・コール」)

◆今年の脚本賞:キム・セギョム(「玆山魚譜」)

◆今年の新人監督賞:ホン・ウィジョン監督(「音もなく」)

◆今年の国際映画監督賞:ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(「デューン 砂の惑星」)

◆今年の新人俳優賞:ク・ギョファン(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)

◆今年の新人女優賞:カン・マルグム(「チャンシルは福も多い」)

◆今年のビジョン賞:キム・チョヒ監督(「チャンシルは福も多い」)、ユン・ダンビ監督(「姉弟の夏の夜」)

〈シリーズ部門〉
◆今年の監督賞:ファン・ドンヒョク監督(「イカゲーム」)

◆今年の俳優賞:ク・ギョファン(「D.P.」)

◆今年の女優賞:チョン・ホヨン(「イカゲーム」)

◆今年の脚本賞:ファン・ドンヒョク監督(「イカゲーム」)

◆今年の新人俳優賞:チョ・ヒョンチョル(「D.P.」)

◆今年の新人女優賞:キム・シンロク(「地獄が呼んでいる」)

記者 : ペ・ヒョジュ