K-POP界で「エンディング妖精」という言葉が定着したきっかけは、2016年に韓国で放送されたMnet「プロデュース101」シーズン1であると言われています。同番組のミッション曲の1つである少女時代の「Into The New World」で、DIAのチェヨンが最後にクローズアップされた際、その圧倒的な美しさから「エンディング妖精」というあだ名が付きました。シーズン2でも、Wanna Oneとして活躍したパク・ジフンらがエンディング妖精として注目を集めました。なお、同じ頃韓国ドラマ界では、「雲が描いた月明り」に出演したパク・ボゴムが、印象的なエンディングで視聴者を虜にする俳優としてエンディング妖精と呼ばれ、親しまれました。
SUPER JUNIORは3月、10thフルアルバム「The Renaissance」の発売を記念してカムバックショーを開催。その中で、SUPER JUNIORが音楽番組で初めて1位を獲得した「U」を2021年バージョンとして披露し、ファンを喜ばせました。特にヒチョルは、2006年当時のステージを思い起こさせるような黒髪ロング&ピンクの扇子を持った優雅な姿でパフォーマンスを披露。エンディング妖精に選ばれると、次第にクローズアップされることが恥ずかしくなってしまったのか、目があちこちに泳ぐ姿を見せ、笑いを誘いました。また、衰えを知らない美貌にも改めて注目が集まりました。
明るく元気な性格で、バラエティ番組でも大人気のスングァンは、音楽番組でもファンを笑顔にしています。「Ready to love」でカムバックしたSEVENTEENは、7月1日の「M COUNTDOWN」に出演。ラストに自分より大きくバーノンが映ると、「バーノンじゃなくて僕だからどいて」と言わんばかりに手を動かし、笑いを誘いました。翌日の「ミュージックバンク」では、ラストにクローズアップされ、かっこよくポーズを取ろうとした瞬間、他のメンバーたちが早々にステージを後にして動揺しているような姿がキャッチされました。さらに「人気歌謡」では、エンディング妖精としてクローズアップされたミンギュの隣に寄っていき、一緒にハートを作ろうとするも全く息が合わず、最終的にミンギュに押し出されてしまう場面を演出し、ファンを笑わせました。
◆TWICE モモ:手のひらに書いた愛情溢れるメッセージ
写真=TWICE Instagram
TWICEのモモは、キュートなサプライズでファンを喜ばせました。今年6月、10thミニアルバム「Taste of Love」をリリースして連続ヒットに成功したTWICE。タイトル曲の「Alcohol-Free」はロマンチックな雰囲気のサマーソングで、モモは音楽番組に出演した際、最後に「ONCE(TWICEのファン)、会いたい♥」と手のひらに書いたメッセージを見せると共に、満面の笑みを浮かべてファンへの愛情を表現しました。
WINNERのカン・スンユンは今年3月、1stソロアルバム「PAGE」をリリース。4月に音楽番組に出演し、収録曲の「BETTER」にフィーチャリングで参加したソン・ミノとステージを披露した後、最後にカメラに向かって「ちょっと待ってて」と言うようにポケットに手を入れる様子がキャッチされました。タイトル曲についての説明をしたかったようですが、紙を出すのに手こずってしまい、結局時間内に紙を見せることに失敗してファンを笑わせました。さらに別の日、タイトル曲「IYAH」を披露した彼は、最後にスケッチブックを取り出し、「INNER CIRCLE(WINNERのファン)♥ and」と書かれたページを見せ、さらにもう1枚めくり、次に出演するSHINeeに触れて「SHINee is BACK」というメッセージも公開。これにはSHINeeファンからも「うれしい!」という声が多く上がりました。
◆ATEEZのJONG HO:リンゴを真っ二つに!驚きの特技を披露
写真=ATEEZ Instagram
ATEEZのJONG HOは、歌いながら手でリンゴを割ることを特技に挙げています。過去、バラエティ番組ではリンゴだけでなく、メロンやスイカまでこぶしで割り、ファンを驚かせたことも。そんな握力の強い彼は、3月に「I'm The One」でカムバックした際にも、エンディングで得意の“リンゴ割り”を披露。いとも簡単に真っ二つに割ったジョンホは、リンゴにかじりついて笑顔見せ、注目を集めました。