“詐欺の疑い”Microdotの両親、裁判所が2審でも懲役刑を宣告…父親に3年&母親は1年

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写真=マイデイリー DB
過去に知人たちに数億ウォンを借りた後、お金を返さずにニュージーランドに逃げた疑いを受けているラッパーMicrodot(本名:シン・ジェホ)の両親が、懲役刑を宣告された。

清州(チョンジュ)地方裁判所の刑事控訴1部(部長判事:イ・ヒョンゴル)は本日(24日)、Microdotの両親の詐欺容疑の宣告期日で、彼らの控訴を棄却、父親のシン氏には懲役3年、母親のキム氏に懲役1年を宣告した。

裁判所は「被告は犯行当時に債務超過の状態で、詐取の意図を持ってお金を借りたことが認められる」とし、続けて「被害規模が深刻なうえ、一部の被害者は長い間にわたり苦しんだ末に死亡した。被告人が当審に追加供託金を出したが、原審の刑が過度に重い、または軽いと見ることができない」と判示した。

先立ってMicrodotの両親は、1990年から1998年まで隣人などの知人14人に計約4億ウォン(約3600万円)を借りて返済しなかった疑いで起訴された。その後、ニュージーランドに逃走した疑いで裁判に引き渡された。そんな中、2018年に別名“ビットゥー(借金を意味する“ビッ”とMetooの“トゥ”からの新造語で、芸能人などの有名人の家族が詐欺を働いたり、お金を返さないなどの事実が明らかになり巻き起こった社会現象)”論議が浮上し、インターポールの赤色手配後も帰国を拒否していた二人は、告訴人14人のうち8人と合意した後、昨年4月に自主的に帰国して、調査を受け始めた。

1審は有罪を宣告したが、シン氏夫婦と検察は事実誤認と量刑不当を理由に双方が控訴した。検察は1審と2審判決で父親のシン氏に懲役5年を、母親のキム氏に懲役3年をそれぞれ求刑している。

記者 : クォン・ヘミ