Vol.2 ― キム・ボム「休みの間に恋愛と旅行は必ずしようと思ったけど…」

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キム・ボムはデビュー後、休みなしにやってきた。作品が終われば、またすぐ次の作品に入り、ファンに忘れられることなく引き続きテレビに顔を映した。そして3年目に突然彼の姿が消えた。

1年が過ぎた後、再び姿を現したのは総合編成チャンネルJTBCの月火ドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」であった。1年間彼はどう過ごしたのだろうか。また、何がキム・ボムをこのように変化させたのだろうか。「パダムパダム」の最終回を控え、ソウルの三清洞(サムチョンドン)にあるカフェでキム・ボムに会ってみた。


「『花より男子』以降のスランプですか? 少しイライラしていました」

―「サバイバル・スターオーディション」番組で華麗に芸能界デビュー。人気コメディドラマ「思いっきりハイキック!」にキャスティング、その次回作であるドラマ「エデンの東」、そして彼をスターダムにのし上げたドラマ「花より男子」。本当に華麗な経歴だ。勢いに乗ってスランプもなく駆け上がってきた。だが「花より男子」以降、落ち込んでいた。その後もいくつかの作品に出演したが、大きな成功を収めることはできなかった。そして1年間、彼の姿は見られなくなった。

キム・ボム:休みをもらった時は、デビュー後初めての休みだったので、いつ終わるか分からなくてイライラしてました。たくさんの人に会って、その余裕を楽しみたいと思いました。一ヶ月二ヶ月経つうちに作品を選ぶ余裕ができたんです。色々考えることができる時間的な余裕が増えました。今回の「パダムパダム」を選ぶ時にも非常に役に立った時間でした。

―個人的には大切な時間だったが、ファンの視線は違った。「花より男子」以後、大きな成功を収められなかったため、スランプに陥ったという声が聞こえてきた。当然のことかもしれない。1年という時間は短いといえば短いが、ファンに忘れられる程長い時間でもあった。

キム・ボム:「花より男子」以降、興行的には失敗しました。周りにたくさん心配かけ、自分も余裕がなくイライラして、焦ってました。僕が焦っていると僕を信じていた周りの人まで焦るようになって。そんなことを感じながら「自分が揺らいではいけない」と思いました。これまで待ってくれていた人たちが大切で感謝してます。彼らのおかげで余裕を取り戻すことができました。失敗ですか? 興行的には失敗だと言えますが、キャラクター一つ一つが大切な作品だっだため、どれ一つも捨てことはできません。僕にとっては失敗ではないと思います(笑)


「1年間の休暇、恋愛と旅行は必ずやってみたかったけど…」

―1989年生まれ、(数え年で)24才の男キム・ボム。花盛りの年だ。しかし、俳優という職業であるため恋愛などは難しいだろう。「恋愛」という言葉を取り出すと、彼の目がキラキラした。また旅行の話も取り出した。彼はデビュー後、休みがもらえたら「恋愛」と「旅行」は必ずやってみたかったと語った。

キム・ボム:実際、休みができたら恋愛と旅行は必ずしたいと思いました。でも両方できませんでした。思ったより簡単ではないですね。やると決めてできるもんじゃないし、本当に恋愛したいと思っても、思い通りにはいかないみたいです。

―芸能人という職業のため、簡単に話せないのではないかと思い「デートや恋愛もする年頃だけど、こっそりと会えば良いんじゃないか?」と聞いてみた。

キム・ボム:こっそり会うのは難しくありません。ですが、恋愛すること自体が難しいというよりは、気が合う女性に出会うということが難しいと思います。僕がしたいと思ってできるもんじゃないんですよね(笑)

記者 : イ・ウンジ、翻訳:パク・ジニ